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「マキロとイド」

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今よりずっと未来、或いはずっと過去のお話。
人間がいなくなった後の世界では、人形たちがそれぞれ意志を持って生活していた。
そんな世界の片隅に“ヒトノテ”によって作られた最後も人形『マキロ』と『イド』はいた。

二人のオーナーは人間の人形師であった。
この意志を継いだのか、マキロは不完全なまま放置されていたイドを完成させようと制作を始める。
マキロの表情や仕草は、どこか生前の人形師を思い起こさせた。

イド「また1000年生きた。私はいつ死ぬのだろうか。人形でも、死ねるのだろうか。
人間は命があっていいなと思う。いつか終わるから」

マキロ「人形にもきっと死はある。例え眼球のひとつになっても、宝石のように扱われ『物』として生きてしまうのが私たち人形の体の運命だ。
しかし、いつか『物』としての役割を終える時は来る。
私たちの体は、この星でバラバラになりながらそれぞれの死を迎える。この宇宙に拡がる星雲のように」

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