「アルビレオ/Albireo/白鳥座の二重星 ミニガラスドーム完成品」
白鳥のくちばしの部分に位置するβ星を望遠鏡で見ると、
β1星(黄色く輝く3等星)と、もう一つβ2星(青みがかった5等星)との二つの星で構成されています。
全天で最もコントラストがある二重星であり、北天の宝石と言われているそうです。
β1星を黄水晶(シトリン)、β2星をサファイア色のカットガラスで表現したガラスドーム入りのオブジェです(組み立て不要の完成品です)。
オブジェは真鍮製です。
天球儀のミニチュアをイメージして制作しており、
高さ4cm弱の小さなガラスドームの中にオブジェが入っています。
※最後の画像はオブジェのみの写真ですが、ガラスドームからオブジェは取り外せません
思い描いていたイメージを完成させるのに、
約10ヶ月かけて30回以上試行錯誤を繰り返して制作されました!
カン付きキャップが付属しており、ガラスドームの上部に接着していただくと
つり下げることも可能です。
接着は、透明エポキシケイボンドなどで接着してください。
(ボンドは付属しておりません)
<ガラスドームのサイズ>
直径約2.5cm、高さ約3.8cm
<オブジェについて>
実際に博物館にあるモチーフや、そこから発想してイメージした
少し不思議なものなどをミニチュア化しています。
実際にある物体を、忠実にミニチュアとして再現するのではなく、
エッチングという手法が得意とする線的な要素を効果的に用い、
あくまでも自分が美しいと思うイメージの中のフォルムにこだわっています。
<エッチング技法>
真鍮や洋白の金属板を、一定の時間、腐食液(塩化第二鉄水溶液)に浸すことで、
目的の形状を得る技法。
もともとは、銅版画や、銅版印刷の技法で、
浸す時間を調整して、完全に貫けるところまで調整したもの。