ヴィクトリア女王の夫、アルバート公が1861年に亡くなり、女王が8年間喪に服した際に、
ジェットと呼ばれる黒いジュエリーをずっと身につけていました。
当時のファッションリーダーであった女王の影響で
黒のモーニングジュエリーが、国民の間でも大流行しました。
ジェットは、1億8000万年前ほど前のジュラ紀のシダ科の流木が海底で圧縮され
化学変化を起こし化石化したものです。
ジェットは貴重で高価なため、高価なジェットの代わりに「ボルカナイト」と呼ばれる樹脂や、
樫の木で作られた黒色の「ボグオーク」も広まりました。
こちらは「ボルカナイト」で作られています。
イギリス、19世紀後半
<サイズ>
横約6cm、縦約2.3cm、厚み約0.8cm(クリップ部分除く)
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