●パイライト貫入双晶
にぶい金色と独特の金属光沢が美しいパイライト。
ゴールドと間違われることも多く「愚者の黄金」とも呼ばれます。
ハンマーでたたくと火花が飛び散ることから、古代では火打石としても使われていたそうで、ラテン語の「火打石」という言葉から名付けられました。
原石は火山活動が活発な地域で生成され、整った立方体や八面体の結晶になります。
●ユーフォルビア
トウダイグサ属の一種。世界の熱帯から温帯に広く分布し、砂漠から湿地まで様々な環境に適応進化し形態的にも多様です。
使用した「姫キリン」という種は、葉が退化し茎が多肉となってサボテンに似た形になったもの。
大元の株からにょきにょき生えてくる小さな葉を採取して金属化しました。金属のようなパイライトから銅の葉が伸びるオブジェです。
【花石とは】
銅化した本物の植物と鉱物を使ったアートオブジェ。
地球が過ごしてきた永いながい年月を結晶化した鉱物と、儚い一瞬の姿を金属化し時を止めた植物。自然が生み出す造形の美しさと時間を閉じ込めました。
全ての作品にシリアルナンバーが付いており、オリジナルの箱と鉱物植物に関する説明書を同封します。自然造形の美しさはもちろん、ぜひどんな鉱物植物なのか背景も合わせてお楽しみください。
●エレクトロフォーミングとは
植物や鉱物など、金属ではないものの表面に電気メッキをかける技術。儚く枯れてしまう植物を金属に変えることでその時間と美しさを留めることができる、錬金術のような技法です。金属の層を厚くすることにより、強度も保たれます。
●銅の経年変化とメンテナンスについて
初めはピンクゴールドに似た色味ですが、空気中の酸素・水分・人間の汗や皮脂によって経年変化し、使い込んだアンティークのような質感に変化していきます。変化が気になる場合は、アクセサリー用の磨き布、金属磨き液などを使えば、輝きが蘇ります。経年変化も味わいながらお楽しみいただければ何よりです。
●森林保護を行う団体に寄付します
自然のものを利用させていただく感謝として、森林保護に貢献します。こちらの商品の売上の5%を、世界で森を守るため、森林資源の調査研究・植林を行う団体に寄付します。
素材:パイライト(スペイン産/Navajun,Logrono,L a Rioja)・ユーフォルビア(銅メッキ)
サイズ:高さ40mm 横35mm 厚20mm
※光源やモニターの画面による多少の色の違いはご考慮願います。