フォブシールとは、懐中時計のチェーンにつける装飾品で、底面に印章がついているものです。
こちらのフォブシールには印章はついていませんが、
ロケットになっており、開閉することができます。
ジョージアン期に作られた、時計職人クリストファー・ピンチベック(1670〜1732)が発明した秘密の合金「ピンチベック」を使用しています。
ピンチベックは、クリストファー・ピンチベックが生み出した、亜鉛と銅を主成分とした真鍮のような合金。
色や艶などが金に似ており、手軽な価格で購入できるということで、当時大流行しました。
配合や製法は極秘で、クリストファーから息子エドワードへのみしか伝承されなかったため、
エドワードの死後、オリジナル製品は作られることなはく、
未だ謎に包まれている合金となっています。
チェーンは付属していませんので、お手持ちのチェーンを通して
ぜひペンダントとしてお使いください。
イギリス、19世紀前半
<サイズ>
横約2.2cm、奥行き約1.8cm、高さ約2.5cm(丸カン部分含まず)
※新品ではないため、傷や汚れ等が生じています。
画像では確認できない箇所に傷や汚れが生じている場合もございますので、
新品のコンディションをお求めの方や、コンディションに特に神経質な方にはおすすめできません。なにぶん古い商品のため、ご理解のほどお願い申し上げます。
※光源やモニター画面による多少の色の違いはご考慮願います。