冬虫夏草ちゃん / 森村ひとみ

70,000円(税込77,000円)

「冬虫夏草ちゃん」

ゴースト展をされると知った時に直ぐに思いついたのが冬虫夏草でした。
蝉のパックリ開いた背中からにょきにょき伸びる冬虫夏草は
儚げで神秘的で美しくて、でも奇妙で恐ろしくて
まるで身体から抜け出る霊(たましい)のようだと思ったのです。
戸川純の「蛹化の女」と言う曲がイメージソングです。
恋しすぎて蝉になってしまった女の子なので
手は土を掘るカマなんですが、足はニンゲンの女性のツンとしたつま先にしました。
背中から伸びてきたきのこも女の子です。
気持ち悪い寄生植物と言うより、恋する女の子のなれの果ての不思議な姿なんだと
捉えてご覧いただけたらなと思います。
虫を作ったのは初めてでしたが、型紙を引くのも縫い合わせるのも大変難儀しました。
生地を解いたフリンジを要所要所に使い、虫やきのこの特徴的な形状を表現してます。
きのこにはワイヤーが通っているので、多少曲げ具合を変えられます。

<素材>
生地:綿麻、化繊、ポリエステル綿、陶器、アクリル絵の具

<サイズ>
約37cm

※光源やモニターの画面による多少の色の違いはご考慮願います。

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