●サルファー(ボリビア産/El Desierto Mine,Daniel Campos)
日本でも火山や温泉の近くで産出する「硫黄」の自然結晶。
名前の由来は「燃える石」を意味するラテン語で、燃やすと青い炎を上げます。
他の元素が含まれると色彩に変化が見られますが、使用した標本は純粋なもので、明るいレモン色。
母岩の上に小さな結晶が密集する美しい表情。
とても脆いため破片が落ちやすく、独特の匂いがします。
●カスミソウ
初夏にふわふわした小さな花を咲かせる、切り花としても人気の花。
つぼみの状態のドライフラワーを使用しました。
可憐で他の花を引き立てる脇役のような印象が強いですが、ミクロの視点で見てみると、
まっすぐに枝を伸ばし分岐させぽんぽんを実らせる、新種の樹木のようです。
鉱物の草原に根っこを這わせ、養分を得ながら育っていく様子のオブジェです。
【花石】
銅化した本物の植物と鉱物を使ったアートオブジェ。
全ての作品にシリアルナンバーが付いており、オリジナルの箱と鉱物植物に関する説明書を同封します。
●エレクトロフォーミングとは
植物や鉱物など、金属ではないものの表面に電気メッキをかける技術。
儚く枯れてしまう植物を金属に変えることでその時間と美しさを留めることができる、錬金術のような技法です。
金属の層を厚くすることにより、強度も保たれます。
●銅の経年変化とメンテナンスについて
初めはピンクゴールドに似た色味ですが、空気中の酸素・水分・人間の汗や皮脂によって経年変化し、
使い込んだアンティークのような質感に変化していきます。
変化が気になる場合は、アクセサリー用の磨き布、金属磨き液などを使えば、輝きが蘇ります。
経年変化も味わいながらお楽しみいただければ何よりです。
●森林保護を行う団体に寄付します
自然のものを利用させていただく感謝として、森林保護に貢献します。
こちらの商品の売上の5%を、世界で森を守るため、森林資源の調査研究・植林を行う団体に寄付します。
サイズ:縦62mm 横41mm 厚28mm
素材:サルファー(ボリビア産/El Desierto Mine,Daniel Campos)・カスミソウ(銅メッキ)