Acedia ー怠惰ー / FUTA [2026年5月5日21時~5月17日17時 期間限定販売]

230,000円(税込253,000円)

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2026年5月5日21時より販売

かつて修道士達が「昼の悪魔(daemon meridianus)」と恐れた霊的倦怠——"Acedia"



現代における“怠惰(Sloth)”の原型ともされるこの概念は、単なる怠けではなく、生きる意味・神・世界との接続が薄れていく、霊的な空洞を指す。



世界は崇高なのに、

自分だけがそこへ届かない。

それは、光の中に取り残されるような絶望である。



Acediaの浄化とは克服ではない。

それは赦しであると私は考える。



自らを赦し、

神を赦し、

存在そのものを受け入れること。



そのとき初めて人は、

愛を求める者ではなく、

愛を差し出す者となる。



これは踠きながら立ち上がる者ではない。

全てを赦そうと願った者の姿である。



[造形]

角度によって輝きを変える黒蝶貝の眼は、

Acediaの揺らぎを。



胸に宿る聖堂と曇った水晶は、

空洞となった内なる信仰を。



足から伸びる根と、片足を貫く水晶は、

宙に浮いたまま辛うじて立つ、心の不安定さを。



差し出された青薔薇は、

不可能を超える奇跡の象徴。



しかしそれは思惟手によって捧げられる——

わかっていてなお迷い、思惟してしまう、

人が人であるように。


<素材>
球体関節人形 石塑粘土、黒蝶貝(眼)、水晶

樹脂粘土、レジン(薔薇)

<サイズ>
h32cm、w16cm

※会期終了後の5月22日以降の発送となります。
※光源やモニターの画面による多少の色の違いはご考慮願います。

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