●アポフィライト/ギロル石
透明な四角い結晶がアポフィライト、白い球状の集合体がギロル石。
小さな結晶が共生し、裏側はオレンジ色になっている美しい標本です。
アポフィライトは、石の表面の輝きが魚の目に似ていることから和名では「魚眼石」とも呼ばれます。
ギロル石はその形状からギリシャ語の「円」が名前の由来になっています。しばしば共に産出されますが、繊細な共生具合が印象的です。
●ウイキョウ
古代ギリシャ・ローマ時代から食用や薬用に広く利用されてきたハーブで、フェンネルとも呼ばれます。
スパイシーな甘い香りが特徴で、葉や茎、実、種が食用や薬用として使用されます。
使用したのはつぼみの状態で、放射状に広がる形は花火のようにも見えて美しい造形。
鉱物の隙間に着生し、根っこを伸ばしながら花を咲かせようとするオブジェです。
【花石とは】
銅化した本物の植物と鉱物を使ったアートオブジェ。
地球が過ごしてきた永いながい年月を結晶化した鉱物と、儚い一瞬の姿を金属化し時を止めた植物。自然が生み出す造形の美しさと時間を閉じ込めました。
全ての作品にシリアルナンバーが付いており、オリジナルの箱と鉱物植物に関する説明書を同封します。自然造形の美しさはもちろん、ぜひどんな鉱物植物なのか背景も合わせてお楽しみください。
●エレクトロフォーミングとは
植物や鉱物など、金属ではないものの表面に電気メッキをかける技術。儚く枯れてしまう植物を金属に変えることでその時間と美しさを留めることができる、錬金術のような技法です。金属の層を厚くすることにより、強度も保たれます。
●銅の経年変化とメンテナンスについて
初めはピンクゴールドに似た色味ですが、空気中の酸素・水分・人間の汗や皮脂によって経年変化し、使い込んだアンティークのような質感に変化していきます。変化が気になる場合は、アクセサリー用の磨き布、金属磨き液などを使えば、輝きが蘇ります。経年変化も味わいながらお楽しみいただければ何よりです。
●森林保護を行う団体に寄付します
自然のものを利用させていただく感謝として、森林保護に貢献します。こちらの商品の売上の5%を、世界で森を守るため、森林資源の調査研究・植林を行う団体に寄付します。
素材:アポフィライト/ギロル石(インド産)・ウイキョウ(銅メッキ)
サイズ:高さ33mm 横50mm 厚43mm
※光源やモニターの画面による多少の色の違いはご考慮願います。